学生募集

 

平成１９年度　機能創成専攻　修士学位記授与式

 

機能創成専攻では、本学出身者以外にも広く門戸を開いております。

 

修士課程

専攻の概要

機能創成専攻は、機械や生体を「しくみ」として捉え、その「はたらき」を解明するとともに、得られた知見の工学的な応用を拓くことのできる人材の育成を目指した教育と研究を行う専攻です。
この専攻には「非線形力学」、「機能デザイン」、「生体工学」の各領域を設けています。

非線形力学領域では、従来の機械工学の枠組みにとらわれることなく、新しい機械や機能の構築にも対処できるような基礎的な力学を中心として教育を行っています。研究面では、従来の力学体系に対して非線形科学の観点からの横断的なアプローチを行う一方、環境・エネルギー問題、新材料の機能や構造の力学的特性を研究しています。

機能デザイン領域では、基礎的な力学の知見に基づき、宇宙開発に必要なロケットやこれまでにないロボットなどの人工物の開発、それらを支える知的情報処理や加工法について機械科学の観点から教育・研究を行っています。

生体工学領域では、生体の巧妙かつ精緻な構造と機能を、理工学の最新の技術と手法を利用して、分子からからだ全体にわたるさまざまなスケールで解析、理解するとともに、得られた知見を医学、福祉、工学などへ展開し、実用化をはかることを目指しています。

 

平成23年度推薦入学特別選抜について

基礎工学研究科博士前期課程(修士)では，平成13年から 推薦入学特別選抜 を行っています． 推薦入学特別選抜では，出願に先立ち事前審査を行なっています． さらに，その事前審査書類を提出する前に各領域主任または研究希望の研究室教員に相談することが求められています．

機能創成専攻では，推薦入学制度を積極的に使って，外部の意欲ある優秀な人を招き入れたいと考えています． しかし，受け入れることのできる数には限りがありますから， 平成23年度推薦入学特別選抜(2010年実施)で本専攻の研究室を志望する人は，必ず2010年5月7日までに担当教授までその旨を連絡してください．

 

その他の入試情報

その他の入試情報につきましては以下のページをご覧下さい．
大阪大学基礎工学研究科・基礎工学部 入試情報のページ

博士課程

基礎工学研究科・機能創成専攻は、文部科学省グローバルCOEプログラム「医・工・情報学の融合による予測医学基盤創成」に参画し、関連プロジェクトの推進に重要な役割を果たしています。本専攻の博士後期課程学生には、学内の臨床医工学融合研究教育センターの教育・研究プログラムを通じて、医歯薬学・情報学系と連携した先端的融合研究プロジェクトに参画すると共に，リサーチ
アシスタント雇用、若手研究助成，海外短期留学，国際会議のための海外渡航経費の支援等、様々なキャリアアップのサポートを受けるチャンスがあります。
詳細は、
http://www.mei.osaka-u.ac.jp/gCOE/
http://www.mei.osaka-u.ac.jp/
http://www.physiome.jp/
をご覧ください。