教育 -生体工学領域-
生体工学領域では、機械や生体を「しくみ」として捕らえ、その「はたらき」を解明するとともに、得られた知見の工学的な応用を拓くことのできる人材の育成を目指している。また近年、工学が対象とする領域が生命科学・情報ソフトウエア科学を含む広い範囲に及び、工学者・技術者に対してこれらの領域をカバーする創成能力が求められているという現状がある。生体工学領域の教育カリキュラムでは、多様な生物・生体現象とそれに関わる生体機能などを通じて、力学・物理学・機械化学を含む生体工学を広く、実践的に学修することに特色がある。これにより、急速に変化する社会や産業界の多様なニーズに柔軟に対応でき、人類の健康と福祉の増進に貢献しうる人材育成を目指している。
科目の詳細はシラバスを参照して下さい。