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非線形力学領域

非線形力学領域は、機械などの人工物や自然界で生じる様々な力学的な問題や現象から、従来の「線形力学」の枠組みを越えた新しい「非線形力学」を構築するとともに、得られた知見をもとにこれまで存在しない機械や機能を生み出すことを研究・教育の理念に掲げています。非線形力学は線形力学の枠組みを越えて現実をより忠実に捉えようとするものに他なりません。研究の具体例としては、非線形性の増大に伴う流れの遷移現象、乱流などに代表される強非線形現象、マクロとミクロを結び付けるマルチスケール力学、固体変形の局在化、き裂、破断などの現実に直結した問題が挙げられます。領域は熱流体力学講座と材料構造工学講座からなり、基礎から応用にわたる広範な研究課題に取り組んでいます。

熱流体力学講座
固体や流体で起こる力学的および熱力学的現象の中で、"非線形現象"に焦点をあてた基礎的な研究行い、教育面では基盤となる熱工学、伝熱工学、流体力学を担当しています。
材料構造工学講座
機械を実現するための強度や設計法について、固体力学や破壊力学の視点と現存する材料の視点の両面から研究と教育を行っています。

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