教育

学部教育

システム科学科の1年次において、専門基礎教育科目として数学、力学、システム工学および情報処理技術などを履修することにより、システム科学に共通の能力を養成します。
2年次から、機械科学コース(80名)、知能システム学コース(50名)、生物工学コース(40名)に分けられます。
「機械科学コース」では、材料力学、流体力学、熱力学、機械力学の4力学と制御・システム理論を柱に、機械システムで生じる現象の解折や、機械系システムの設計、製作、最適化、制御に対する基礎的方法論を学びます。
最終学年に実施する卒業研究では、連続体全般の様々な力学的現象の解明、ロボットなどのメカトロニクス機器の制御、計算機援用設計・生産、新素材、宇宙開発、バイオエンジニアリング等の最先端技術につながる研究テーマを課し、未知の分野に立ち向かって新しいアイデアを生み出す創造的能力を高めます。

大学院教育

機能創成専攻 (Department of Mechanical Science and Bioengineering) は、機械や生体を「しくみ」として捉え、その「はたらき」を解明するとともに、得られた知見の工学的な応用を拓くことのできる人材の育成を目指した教育と研究を行う専攻です。
この専攻には「非線形力学」、「機能デザイン」と「生体工学」の3領域を設けています。
非線形力学領域では、従来の機械工学の枠組みにとらわれることなく、新しい機械や機能の構築にも対処できるような基礎的な力学を中心として教育を行なっています。
研究面では、従来の力学体系に対して非線形科学の観点からの横断的なアプローチを行なう一方、環境・エネルギー問題、新材料の機能や構造の力学的特性を研究します。
機能デザイン領域では、基礎的な力学の知見に基づき、宇宙開発に必要なロケットやこれまでにないロボットなどの人工物の開発、それらを支える知的情報処理や加工法ならびに人間支援・人間拡張技術について、機械科学の観点から教育・研究を行なっています。
生体工学領域では、生体の巧妙かつ精緻な構造と機能を、理工学の最新の技術と手法を利用して、分子からからだ全体にわたるさまざまなスケールで解析、理解するとともに、得られた知見を医学、福祉、工学などへ展開し、実用化をはかることを目指しています。