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研究室 -機能デザイン領域-
推進工学講座
- 分子流体力学グループ (川野研究室)
- 分子流体力学とNano/Micro Electro Mechanical Systems技術を融合し、バイオ・ナノ領域における流動・界面現象、流体構造連成解析、非線形ナノ振動制御の基盤研究を行っています。四力学を出発点とし、マルチスケール・マルチフィジックスに対応できる新たな理論、実験および数値シミュレーションの展開、社会実装を目指した応用に取り組んでいます。超微小イオン電流の計測と分子流動の可視化、光圧によるマイクロ・ナノ混相流の制御、内リンパ液中で駆動するマイクロマシンの創製、生体分子や病原体を計測するバイオセンサーの研究を通じて、次世代の個別化医療、聴覚デバイスに関する基幹技術の構築を目指します。
- 流体工学グループ (杉山研究室)
- 混相流、キャビテーション、非ニュートン流体、液体金属流れなど、様々な流動現象を対象とした基礎研究を行い、現象の本質を明らかにすることを目指しています。受動的・能動的機能の活用や、制御、悪影響の防止などの応用を見据えて、理論、数値シミュレーション、実験を駆使して課題に取り組んでいます。また、大規模・マルチスケールの系を対象とするデータ取得、解析を実現するため、新たな計測・予測技術の開発も進めています。
制御生産情報講座
- 身体運動制御学グループ (西川研究室)
- 医療分野における人間支援技術として、医用画像処理や外科医の動作解析に基づく手術支援ロボットの自律制御の研究に注力しています。また、ロボットや電気刺激の介入によって知覚・運動能力を向上させる人間拡張技術を通して、ヒトの運動適応や運動学習の機序解明とスポーツ・リハビリ分野における新しい運動練習・運動訓練法の研究を推進しています。ロボットシステムによる多様な作業の自動化を実現するために、ロボットハンドの構造設計や制御手法、およびそれらを統合したシステム応用に関する研究も進めています。
- 数理固体力学グループ (尾方研究室)
- 変形する固体材料中に発現する特異な非線形マルチスケール・マルチフィジクス現象を、先端的な理論解析やシミュレーションを用いて根本的に解明し、さらには、それに基づく数理モデルの構築や機械学習を援用することで、新たな力学機能を持った固体材料をデザインすることを目指しています。具体的には、特異な力学特性や機能をもつナノ材料のデザイン、高強度・高延性など優れた機械的特性を有する合金材料や非晶質材料のデザイン、腐食に強い材料のデザイン、高温高圧など極限環境下で用いることができる材料のデザインに関する研究を行っています。

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